娘よ、大志を抱け〜月齢2ヶ月ダイジェスト

3ヶ月になりました

最早名前を口にすることすら憚られる例の憎たらし〜いウイルスにより、世間は暗いニュースに溢れてしまった。一方、我が家のももちゃんはそんなことは露知らず、すくすくと成長している。
ところで、例のウイルスに関連して、Twitterで以下のような大変心苦しい内容のツイーヨを見た。

「こんなご時世だから、出産延期した方がいいんじゃない?予定日変更してもらったら?と旦那に言われた」

「こんなときによく子ども産んだよね〜wと友人に言われた」

基本的に、人間の子どもは約十月十日かけて成長して生まれてくることを知らない大人がいるということに驚きを感じた。やれ性教育やら役所絡みの手続きやら化粧やらについて、公教育の至らなさを揶揄して「学校では教えてくれない!」などとブーブー仰る方がいる。保守的な日本の学校教育に意義を唱えることは勿論大切ではあるが、現場は現状で手一杯なので、まずはこういったマジのアンポンタンをこれ以上増やさないために「とりあえず現行の授業をきちんと聞け」と周知してほしい。ヒトの生殖に関しては小中学校の理科や保健体育の内容であるはずだ。その後で、本気で公教育を変えたいという方は、行政の方に丁寧かつ熱心にご意見していただけると大変助かるといったところだ。

世間には手のつけられないレベルのアンポンタンな方が溢れている中、
「え?離乳食開始?100日じゃないの?」
と、お食い初め」をちょっと勘違いしてしまってTwitterで晒されたうちの主人はまだマシな方かもしれない。ご存知ない方のために正解を言うと、今は食物アレルギーのリスクなどを鑑みて、子どもの様子を見ながら5〜6ヶ月頃に始めるのが主流である。我々アラサーが子どもの頃は、4ヶ月頃から果汁を与えるのが普通であったようだが、今はNG。離乳食開始の時期も、その時々で流行りがあるように思う。10年後には変わっている…なんてこともなくはないので、実際は正解などないのかもしれない。

毎回前置きが長くなって良くないが、今月の親バカ備忘録を楽しく書いていきたい。先月の親バカ備忘録が未読の方は、先に読んでいただいた方が変化がわかりやすいと思われる。

 

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生後2ヶ月目ダイジェスト

項目立てが難しいのでテキトーだが、雰囲気で読んでいただけると嬉しい。

大きさ
今現在の数値を正確に計測することはできていないが、2ヶ月半ばには5500グラム・58センチだったので、おそらく6キロ超えてるだろうな〜と思って体重計で測ったところ、6500もあった。1ヶ月で1キロ以上増えたということだ。60サイズの服はかなりぴったりとしていて、サイズアウト待った無し。全体的にムチムチと肉がせめぎ合っている。あごは二重に、手脚には謎の線が入り、マシュマロマンになる日も近いだろう。ムチムチベビーに憧れている私は、半年あたりがピークという情報を掴んでいる。娘からミシュラン然としたオーラを感じるのが大変楽しみである。

からだ
首がほぼ座り、うつ伏せにすると首を持ち上げることができるので「わあ〜赤ちゃんだな〜」と強く感じる。仰向けの状態からクルッと横向きになるのが好きなようで、元に戻しても何度でも戻ってくる。可愛い。寝返りの練習も自主的に行っており、平日の昼下がりにはひどく唸りながら全身をヨジヨジする我が子を見つめながら微睡むことも多い。いつひっくり返るのか楽しみであるが、ちょっと心配。
動きが活発になってきたことに伴い、後頭部がおハゲちゃんに。早く戻るといいね。関係ないけど、我が子は指毛がふわっとしていて可愛い。大人の指毛は可愛くないのに。何でもかわいくてずるいなあ。

表情
口元の刺激がなくても、目と目が合うだけで笑うようになった。親としては嬉しい限りである。ちなみに、私の実父に抱っこされるとやや怯えた表情をするので、人の違いが分かっている様子。かわいそうなじいじであるが、新生児期に好き放題こねくりまわしたツケである。

食事
ほぼ完全母乳。飲み疲れてクタっとしているのが可愛かったのだが、体力がついたのか復帰するのが早くなった。最近は授乳回数が安定し、1日6〜8回といったところである。里帰りから戻ってすぐは20回という日もあったので、大分楽になった。最近になって哺乳瓶を初めて少し嫌がったので、少し心配。授乳中に、私の服に手を引っ掛けたり握ったりするのが可愛い。手を組んで飲んでいるのも可愛いし、気をつけスタイルもアザラシのようでイチオシである。

言語
「ウー」「アウー」といったクーイングに留まっていた1ヶ月前。今では我々大人やクルクルと回るメリーの人形に一生懸命話しかけている。例えばこのように…
ふぐふぐふんぎあ〜ふんぐあわあんなうなあごお〜あうえはいう〜う〜うえ〜あいうあ〜いうっ!ふぇ〜ふゎ〜あぐぅ…
機嫌がいいと終始こんな調子で呪文を唱えている。一生懸命のお喋りは可愛いものだが、コレを午前3時とかにやられるとかなりのダメージである。

泣き声
状況による泣き方の違いがはっきりとしてきた。「ア゛ーーー!」と勢いよくまっすぐ泣くときは大体空腹。時間を見てちょいグズのタイミングで母乳を提供することでギャンを防ぐことができる。続いて、フニャフニャしながら「アーイゥエ…」と語尾に向けて母音が変化するときは眠いとき。先月記事を書いた際には分からなかったが、眠いサインとして定着してきたので、親としては分かりやすい。助かるワ。その他、かまって欲しいときやオムツが不快なときにフニャフニャと泣いていることもあるが、上記2点がはっきりとしたことでかなり世話がしやすくなった。有難い。

知性
この1ヶ月の間に右手も左手も見つけることができた。一体何を言っているのか分からない方は「ハンドリガード」でググっていただきたい。手を見つけるって、赤子ってそのレベルなのよ。まずは左手を見つけてナメナメ。そして2週間ほど後に右手を見つけてカジカジ。右手を見つけてからしばらくは右手に夢中で左手を使わなくなったので、もしかしたらミーハー気質なのかもしれない。両手を見つけた頃から、手を組み合わせることが多くなってきた。アニミズム的観点から言語化すると、「右手と左手がなかよしさん」といったところである。他の家庭のベビーにもこういった様子が見られたようなので、ハンドリガードと両手の動きはきっと関連しているのだろう。

遊び
フッと顔に息を吹きかけると、全ての行動がキャンセルされる。超可愛い。あとは、ヂューっと脳味噌を吸う感じで頭部にチューをするとコレまた目をつぶって笑うので超可愛いのである。これらは彼女が遊んでいるのではなく、私がちょっかいをかけて遊ぶ方法である。
本人の遊びといえば、先ほど述べた寝返り自主練や、優しいオルゴールのメロディにのって回ってきたお人形をノールックでゲンコツパンチしたり引きちぎる勢いで掴んだりといったアグレッシブなものが挙げられる。
前回の記事に書いた読み聞かせだが、図書館に行くたびに閉館期間が延長されてゆくので、ほとんど実施できていない。あまり本を増やしたくない気持ちはあるのだが、情緒発達のためにブックオフでの調達を検討中である。

総括

1ヶ月前より社会情勢は悪化しているが、ももちゃんは心身ともに大きく成長している。元から引きこもりの私にとっては今の状況は大して苦ではないのだが、こんなことで絵本が用意してあげられなかったり外に連れて行けなかったり…というのはなんだか悔しい。娘は新型ウイルスの感染症の影響がなかった別の世界線で生活させたいと思っているので、広くて人気のない公園を散策したり、人が疎らな田舎ならではの利点を活かして過ごしていきたいといったところである。
いよいよ来週は100日祝い。冷凍庫にはハイウェイオアシスで仕入れた1700円の鯛がカチコチになって眠っている。日々切磋琢磨する娘の成長を願い、素敵なご馳走を作りたい。

おまけ

近くの公園でお花見中にアイキャッチの写真を撮影していたら…

思いっきり握ってしまいました。NG。
小さなサクラの木も、ももちゃんも、ごめんね。