専門用語でよろしく頼む〜出産レポ①

ベビー爆誕の巻

2020年、1月10日。我が家のベビーが爆誕した。
約3200g。概ねエコーでの推定通り。妊娠中期ごろまでは、健診の度にN先生に「小さめなので、多分2800gくらいですかね〜。全然気にしなくてもいいですけどね〜。」メチャメチャ気になることを言われ続けていたが、最終的にはそこそこの大きさに成長してくれてよかった。

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妊娠中の生活は以前記事にしたので、その後、出産に至るまでの記録をつけておく。
大体どこの出産レポも、出産一ヶ月後あたりに「みなさんお久しぶりです(^^*)慌ただしくしていたら、なんともう1ヶ月!(汗)遅ればせながら出産レポを書いていきたいと思います(u_u*)」といった感じで再開していることが多いが、私はこの記事の以下の部分を事前に仕上げておいたので、余裕で投稿できるのだ。すごいだろう。ただ、今後は産後のバタバタで途切れ途切れになる可能性はである。ご容赦願いたい。
先にネタバレしておくと、初産のくせにクソ安産だった。言葉が汚くて申し訳ない。神様、仏様、娘様、ありがとう。アイキャッチの画像も、分娩室で自分で撮った主人の指を掌握するマイベビーである。結構素敵でしょ。

遡ること、39週3日

正月を挟んだため、二週間ぶりの健診。
通常、臨月に入ると週に一回になるのだが、大事な大事なお正月休みなので仕方ない。あのクールなN先生も、ご実家でコタツに入り、テレビを観ながらみかんをつまんだりしているのだろうか。なんだか想像がつかない。

いつもそっぽを向いていたのに、この日は久しぶりにエコーで顔を見ることができた。2Dなので唇周りがボワっと映るのが面白い。予定日が近いのでノンストレステストを受けたり、今までと違うことが多々あったが、最後はN先生の診察である。
内診台に上がった途端、「今からちょっと中広げますからね。卵膜剥離という処置をしますね〜。」と、N先生。私、心の準備ゼロからの突然の痛みに耐えながら「あっ、これアレだ!」と気づく。そう、俗に言う内診グリグリである。
内診グリグリという言葉と卵膜剥離という言葉についてはそれぞれ知っていたが、勝手ながら内診グリグリはただの内診だと思っていたので、前回内診があったときに別に痛くないなと余裕をぶっこいていたし、卵膜剥離はもっと特別な処置だと思っていた。要するに、内診グリグリ=卵膜剥離であることを知らなかったのだ。なんなんだ「内診グリグリ」って。きちんと専門用語で表してほしいと憤りたいところだが、よく使われる「安定期」も実際のところ医学用語ではないので、そのあたりは難しいところだ。卵膜剥離についてもまさか自分が受けると思っていなかったので、あまり調べていなかったが、個人的な解釈としては「強制おしるしといったところだろうか。

N先生は毎回超音波器具の内診の際に「痛いけどごめんなさいね〜」と言うものの、今まで一度たりとも痛かった試しがない。他の先生だと痛みがあることが多いので、N先生はすごいな〜と尊敬していた。しかし、今回は「痛いですよ〜我慢して頑張ってくださいね〜」という新パターンの言葉かけだった。どうやら今までの「痛いけどごめんなさいね〜」はおべんちゃらだったようだ。

正月休みを寝て過ごしたのに子宮口が3cm開いていたことは嬉しかった。しかし、卵膜剥離の痛みでテンションが爆下がり。でっかい病院なので、会計や駐車場までの距離がかなりある。憂鬱な気持ちを抱え、途中ベンチで休憩しながら生気の抜けた顔でトボトボと歩いた。
この日は帰宅後も出血と下腹部痛と激しい胎動が続き、すっかり心を折られ、その後2日間ずっと不貞寝をしていた。ここにきてメンタル弱すぎなのであった。

 

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