アウーの魔法〜月齢1ヶ月ダイジェスト〜

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ノンストップ!ももちゃん

光陰矢の如し、歳月人を待たず、烏兎匆匆、月日に関守なし。

 

新生児の世話が大変なことは情報として得ていたが、いざ自分が母親となると、慣れない育児でテンヤワンヤであった。テンヤワンヤしているうちに、ももちゃんは新生児から月齢を重ね、この世に生を受けてから早くも2ヶ月が経過しようとしている。折角なので、新生児から生後1ヶ月の変化を中心に、ももちゃんの日々の様子を書き留めておこうと思う。端的に言えば親バカ備忘録である。

 

 

大きさ

だっこするたびに「あれ、デカくなったことない?」と感じる。60サイズの服がぴったりになってきたし、体重も出生時から1500〜2000グラム程増えていると思われる。しかし、チャイルドシートから降ろすとき、主人が前向きだっこをしているとき、ふとした瞬間「ちっさ〜!何この生命小さすぎ!」と感じることがあるので、自分の中の大きい小さいの判定基準が不明瞭である。

 

表情

ニヤッという新生児微笑ではなく、機嫌が良いときは目を合わせて笑うようになった。これが超可愛い。口元を刺激すると笑顔出現率アップ。ちなみに、機嫌が良いときは超レアである。寝ぐずりで機嫌が悪くなっていることが多い様子なので、そろそろネントレを取り入れていきたいところ。泣き顔も、よりションボリとした悲しそうな顔をするようになったので、可哀想だが可愛い。あと睫毛が長くなった。可愛い。

 

言語

「ウー」「アウー」というクーイングを発するようになった。稀に「ハルルル」という一般的な日本語の発音にない音を発するのが面白い。余談だが、どの言語圏の子どもも、生まれてすぐは言語を聴き取る力に差がないそうだ。しかし、しばらくすると親の話す言語から判断して、その言語に必要がない音を聴き分ける力を失ってしまうらしい。なるほど、私のTOEICの最低得点が200点台なのも頷ける。「全部A」とか「全部B」をマークした方がマシな英語力である。ソースは忘れたので自信がないが、子どもを何リンガルかにしたい方は、もしかしたら今がチャンスかもしれない。

泣き声

「アー!アー!」とギャン泣きすると「アーーーーーーーーイウエ!」と勢い余ってしまうところが可愛い。声を発しながら口腔内の形が変化することで音も変化していると考えられる。流石、バブーとはいえ生粋の日本人である。

 

知性

彼女が「オムツを替えてほしい」という思いだけで泣いているときに、オムツを替えてあげようとすると泣かなくなった。何を言っているか分からないと思うが、新生児の頃はオムツを外す度に泣き叫び、脚を交互に繰り出して暴れていたのだ。恩を仇で返してくるスタイル。このピコピコ交互に蹴りを繰り出す脚が可愛かったのだが、最近はすっかり大人になってしまい、お尻に手をかけた途端に泣き止み、大人しくオムツを替えさせてくれるようになった。素晴らしい成長である。

 

遊び

ベッドメリーに反応するようになり、少しご機嫌が取れるが長くはもたない。これと泣く子も黙る反町隆史のポイズンを組み合わせたポイズンメリーという技が、今現在のご機嫌とりの主力である。

「低月齢から読み聞かせをすると良い」という話を各所から聞いたので、話半分に読み聞かせを初めて行った。

「ふうせんかな?」「アウ…」

「ボールかな?」「ハゥ…」

「りんごかな〜〜?」「ハウ〜〜!」

と、初回から合いの手を入れて大ハッスルしていたので、これからも続けたい。絵本ってすごいなあ。

 

総括

新生児期から生後1ヶ月にかけて大きく変化したのは、僅かながらコミュニケーションが取れるようになったことである。オムツ替えの途中の追加オーダーでシーツを全取っ替えになっても着替えさせた瞬間に吐き戻されても背中から色々漏れても深夜の頻回授乳で寝不足になっても何をしても泣き止まなくても、一度「アウー」と笑いかけられるだけで全てが報われる。ドメスティック世渡り上手として日々成長を重ねるももちゃん。一つ一つの変化を喜び、子に寄り添っていけるような親を目指したい。

 

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