食を制して長生きしたい

テレビの代わりにYouTubeを観る

我が家にはテレビを置いていない。メディアとしてWebメディアやソーシャルメディアの方が好みなので、実家を出てからはずっとテレビのない生活を送っている。
ただ、ベビー爆誕後はNHK教育(受信料は支払っている)を視聴するためにテレビの導入も検討したい。

最近は日中掃除などをしながらYouTubeを延々と視聴することが多い。中でも、ある管理栄養士の先生のチャンネルにお熱である。
管理栄養士 圓尾和紀 - YouTube
食についての幅広い知識を分かりやすく解説してくれながらも、必ずしもエビデンスばかりにこだわらない、そんなスタイルが魅力的である。
あと、最新動画のノリノリなトークと、古い動画のカチカチなトークの差が微笑ましい。

手始めに調味料から

チャンネルには動画が数百本あり、まだ全然見切れてないのだが、その中に調味料の選び方についての動画があったので、これを機に我が家の調味料をチェックしてみた。

管理栄養士が解説!【正しい調味料の選び方】総論編

実は数年前に病気をしたこと(後日記事にまとめたい)や、地元周辺が特定の調味料の生産地として頑張っているというきっかけもあり、元から少し気をつけてはいる。半田市ミツカンミュージアムは超オススメである。

砂糖

砂糖も米も、精製されたものは栄養面において良くない。砂糖については、実家にいるときからグラニュー糖などの精製されたものは使っていなかったので、マイマザーに感謝である。
以前粉末の黒糖を使っていた時期があったが、味はそれほど気にならなくても、値段がかなり高いのと、しっとりしすぎて使いにくい節があった。動画でも紹介があったが、今使っているきび糖が一番使いやすいと思う。他にも甜菜糖にはオリゴが入っているので、乗り換えようかちょっと迷っている。

逆浸透膜法で加工されたものはよくないそうだ。天日・平釜だと◎。我が家のストックは後者だったのでひとまず安心である。
そもそも塩はあまり使わないので、今使っているものも購入して3年ほどになる。こんなに長く使うものなので、また数年後、もう少し良いものを買ってもいいかもしれない。

米酢が良い。特にラベルに米しか書かれてないものが良いが、アルコールが入っているものもある。我が家のミツカンのノーマルな米酢はアルコール入りだったので、次はランクアップしたい。
先生のオススメは千鳥酢。普段使いには、ミツカンのお米で作った純なお酢

醤油

原材料は大豆・小麦・塩。
大豆は国産丸大豆が良いそうだ。今使っているものは該当したのでOK。
逆にあまりよくないのは脱脂加工大豆使用のもの。味は良くなる説もあるそうだが、産地がはっきりしないので×。嫌な予感がして、祭りの景品でもらったストックのラベルを見たら、見事に脱脂加工大豆と書いてあった。困った。捨てるに捨てられないので貰い先を見つけたい。
先生のオススメは茜醤油。

味噌

大豆・米or豆or麦(麹)・塩。
添加物が少ないことが多いそうだが、色を良くしたり旨味成分が添加されているケースもあるそう。我が家の買いたての味噌は国産無添加生合わせなので、オーガニックではないけれどとりあえずはOK。
先生のオススメはオーサワジャパンの有機麦味噌・やさか共同農場の白味噌・そして我らの八丁味噌

ここから自分語りコーナースタート。
私は小学校二年生の頃まで岡崎市に住んでいたので、八丁味噌には大変親しみがある。かの徳川家康公誕生の地・岡崎城に散歩に行っては、母に何度も味噌田楽を食べさせてもらったものだ。岡崎城=味噌田楽である。ちなみに戌の日のご祈祷も龍城神社にお願いをした。
その後近隣の市へ引越した後だと思うが、社会科見学でカクキューの蔵に行ったこともある。難しい話は全く覚えていないが、小さい小さい味噌のパックをお土産でもらったのがとても嬉しかったことを覚えている。
東北出身の主人は、あまり赤味噌が好みではない。東北は赤味噌の生産が盛んなはずなのだが、関係ないようだ。好みではないのは分かっていながら、この前は八丁味噌の赤だしを買わせてもらった。豚汁を5回くらい作って八丁味噌の濃い味を堪能した。コレだよコレコレ!次の味噌を買い足す時に「次も八丁味噌でいい?」と聞くと「違うのがいいな…」と。そりゃそうだよね。というわけで、今の合わせ味噌である。久々に合わせの味噌汁を飲むと、コレはコレでマイルドで美味しい。味噌それぞれの味の良さがあることがよく分かる。
色が濃いだとか塩分が多いだとか、アンチを多く抱える八丁味噌。私のような特別な想い出を携えたファンたちは大変悲しい思いをするので、あまり槍玉にはあげないでほしい。人それぞれ好みはあるけど、どれもみんな美味しい。もともと特別なオンリーワンなのである。修学旅行で赴いた京都で夕食時に「この味噌汁、牛乳の味がする!ヤベーぞ!」と児童間で騒ぎになったことがあるが、大人たるもの、他人の気持ちにもご配慮願いたい。

まとめ

今の調味料で概ね問題がなさそうで安心している。過去の自分、グッジョブである。
総論編で語られている「原材料を知っていることで添加物がわかる」というのは、本当にその通り。素人にとって易しい判別方法である。製法については今まで全く考えていなかったので、大変勉強になった。
製造法などによって調味料の値段はピンキリになるが、先生は「安さの犠牲になるのは健康」と仰っていた。本当にその通りだと感じるので、食にはある程度コストをかけてでも家族の健康を守っていきたいと考えている。私は長生きしたい派なのだ。
先生も長生きしたい派なので、食に関して信頼できる人物の一人として、これからも勉強させていただきたい。


その他、自分に使えるメモ書き

  • ナッツを食べよう(アーモンドとくるみ◎)
  • 早食い防止のために箸置きに箸を置こう
  • 30回は噛もう
  • やむを得ずコンビニ…の際は素材が何か見て分かる加工度の低いものを選ぼう