視覚支援を上手に使えば、たくさん頑張れるしみかんも食べすぎない

視覚支援で自分を支援する

視覚というのは、五感による知覚の割合のうち、80%以上を占めていると言われている。数値については諸説あるが、とにかく視覚から得る情報が私たちの生活に大きな影響を及ぼすことには変わりない。

皆さんは視覚支援という言葉をご存知だろうか。特定の業界でよく使う言葉だが、説明はGoogle検索に任せ、日常生活で使えるステキな実践を2つ紹介したい。
堅苦しい言葉を使わなくても、そんなの普段からやってるよ」という方は、他にも良いテクニックがあれば、超ものぐさな私に是非教えていただきたい。

用事を済ませて握りつぶせ

大事な予定のない休日に、一日中ボーっと過ごしてしてしまったことはないだろうか。休日はお休みの日なので、もちろんだらだらと過ごすのもアリなのだが、やるべきことややりたいことがたくさんあるのにも関わらず、食って寝てネットサーフィンをしただけで夜を迎えた日には、酷い自己嫌悪に見舞われてしまう。これでは貴重な休日をしっかりと休養に充てたのに、精神的にはマイナスでしかない。

こういった状況になるのを防ぐのが、次のような視覚支援を用いたテクニックである。ずばり、付箋などの紙に用事を書いて壁に貼る。ただそれだけ。

やりたいことをありったけ書き出して、「よし、明日はこれだけ頑張ろう!」と決めてお布団に入ると、多少おネムでも次の日の朝のスタートを気持ちよく切ることができる。言ってしまえば、ただのアナログでのタスク管理なのだが、アナログ故の良さがある。

まず、壁に貼れるので、目に付きやすい。スマートフォンを取り出してアプリを開くより、圧倒的に早く確認することができる。
次に、上から下の流れを時間軸と捉えて、予定の進捗に合わせてササっとメモを移動できる。お昼ご飯の前にするのか後にするのか。時には実現が厳しいタスクは後日に先送りにすることもある。写真の場合だと、右の列が本日のタスクで、左の列は明日以降に回したものなので、リマインダー代わりにもなっている。
そして、用事が済んだ分のメモを一つ一つ外し、握りつぶしてゴミ箱に入れることができる。これが、なかなか旨味がある。小分けにして項目立てをすると、たくさん握り潰せるのでモチベーションを保ちやすい。

私としては画期的な方法なのだが、この方法がバッチリハマりすぎたために朝から夕方まで10以上の用事をこなすために張り切りすぎてしまい、翌日体調を崩してしまったことがある。欲張らずにほどほどにするのが無難である。
「紙がもったいない」と思われる方もいるかもしれないが、我が家には要らないメモ帳や付箋紙やマスキングテープが山ほどあるので、なんなら欲しい人がいればあげます。

みかんだって食べすぎない 

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以前のエントリで1日に5個も6個もみかんを食べてしまっていることを告白したが、実は今週に入ってからは1日に3つしか食べていない。なぜなら「この小さなカゴに盛られている量だけしか食べてはいけない」と決めごとをしたからだ。

これも「目に見える場所には、食べても良い量だけを置く」という視覚支援であると言える。ややこじつけかもしれないが、効果が出ているので良しとしていただきたい。他にも「一日分のおやつを小さい袋に入れて小分けにする」など、食べすぎ防止策でよく紹介されているテクニックではないだろうか。みかんにも適用できるので、ぜひみかん食べすぎのみかん星人の方には試していただきたい。

ちなみに、上司にいただいたトリュフや主人の出張帰りのお土産の黒ごまとチョコのワッフルサブレは上記の実践を行わなかったため、「一日一つ」のルールが守れなかった。やはり目に見えるところに置かないことは自分にとっては大変有効だと感じる。