ついに妊娠線ができてしまった

「母親の勲章」とは言えど

臨月に入るまでなんとか綺麗に保てていたが、ついにできてしまった。

妊娠後期に入って異様に下腹部とお臍周りの皮膚の痒みが強くなり、ついつい我慢できずにかいてしまうことが多かった。それに加えて、きっとベビーが下の方に下りてきたことが関係していると思うが、目視できないお腹の下の部分に赤い筋が入っているのを先日鏡越しに発見してしまったのだ。ショック。
私は小学校1年生のときに既に30キロ体重があったポッチャリデブなので、「きっと皮膚が伸びやすいはずだ」などといういう自信があったが、流石に真皮が耐えきれなくなってしまったようだ。悲しい。

ご存知の方も多いと思うが、お腹の真ん中を縦断する正中線とは違い、妊娠線というのは一度できると消えない。なので、妊婦諸君は必死に自分のお腹をお手入れするのである。「母親の勲章」という耳触りのいい例えがあるが、そんな慰めも傷もいらないのだ。

先ほど「妻が妊娠線ができてショックを受けており、かける言葉がない」という旨の質問に対しての「呆れた奥さんですね…妊娠線ができるのが嫌なら最初からクリームを塗って予防しないと」という内容の回答を見つけてしまった。
怒りである。
こちとらお腹が大きくなる前から毎日欠かさず保湿剤を付けている。保湿剤を塗っても塗っていなくても、できる人はできるし、できない人はできないのだ。この回答者はあまりにも理解がなさすぎ。怒り心頭である。

カユカユのときは軟膏を処方してもらおう

今回妊娠線を作ってしまったのは、「思い切りかいてしまった」ことも原因の1つだと思う。下腹部は犠牲となったので、せめて依然カユカユのお臍周りは死守したい。
先日の検診時に、いつものように主治医に「他に何か気になることはありますか?」と聞かれ、「お腹がかゆくて夜眠れないです…」と正直に伝えたところ、軟膏を処方してもらえた。これが私にはよく効き、夜も少し続けて寝られる日が増えた。もっと早く相談しておけばよかった。
「脚の付け根が刺すように痛い」だとか「お腹がチクチクする」だとか、ベビーの様子に関わりそうなことは不安を拭うために伝えてきたが、カユカユはベビーの健康に関係しないと思い、無意識に我慢してしまっていた。
妊婦の皆さんには、夜な夜なお腹をかきむしる前に、是非軟膏をお試ししていただきたいものである。
※効かない方もいるそうです。