母乳講習に行ってきました


ベビー服に水通しをした。
巷では「世界一幸せな洗濯」と言うそうだ。洗濯機を回した後に、ベビーハンガーをまだ買っていないことに気がついた。西松屋に行かねばならない。
プレゼントでいただいたキリンのガラガラは、もちもちとした触り心地でお気に入りである。ささやかなたてがみや尻尾がチャームポイントだ。



母乳でがんばりたい

先日、産院で母乳についての講習を受けた。
普段は主に無料でもらえる雑誌やアプリから知識を得ているが、助産師さんからは今まで知らなかったことをいろいろと教えてもらえたのでメモ書きをしておく。
あくまである産院の助産師さんの話であり、「これは何とも言えないッスけどネ…(笑)」なんてニュアンスで話していた内容も含まれるし、私の怪しいフィルターを通っての言葉なので参考程度にしてほしい。
それから、様々な理由で母乳を選ばない派や選べない方がいることも知っているけれど、私自身は「きっと美味しい母乳がたくさん出るに違いない。頑張っていっぱい出そう!」という、それだけの思いなので、胸の中でそっと「おめでてーな」と思うくらいで許していただきたい。

母乳のメリットに惹かれる

まず、母乳のメリットについてざっくり述べる。

  • 免疫がつく
  • 栄養豊富
  • 経済的
  • 外出時の荷物が減る
  • 肌の触れ合いが増える
  • 顎の発達に繋がる(飲み取らないと出てこない)
  • 母体が痩せやすい・子宮の収縮を促す

次に、ミルクのメリットにも触れておく。

  • 誰でもあげることができる
  • 飲んだ量がわかる

(多分他にもあるが、母乳のことしか考えていないので省略)

説明の中で「完母」「完ミ」「混合」という言葉が出てきて、助産師さんに少し親しみがわいた。
母乳のメリットはとにかくたくさんある。既に頭の中は「母」と「乳」でいっぱいだ。
ミルクのメリットを裏返すと完母のデメリットになるが、搾乳→フリーザーパックという方法もあるので、いざという時には使える。母乳を飲んだ量を正確に測るには体重計に乗せるなどの方法があるが、購入もレンタルもする予定がないので、まあなるようになってほしい。
ちなみに飲めてるか飲めてないかは嚥下音やおっぱいの感覚で判断するそう。是非、栄養満点のお乳を喉を鳴らして味わっていただきたい。

母乳はいつから出るのか

母乳は胎盤が出たら出る。しかし、すぐに出るようになるわけではなく、軌道にのるのは退院してからである。2〜3日目から胸が暖かくなってくるような感覚があるらしい。経膣だと4日入院なので、入院中に上手く行かずに落ち込んでしまう方がいるそうだが、そこは気長に頑張ればいいようだ。
吸啜刺激や「赤ちゃんかわいいな〜」と思うことで段々と出るようになっていくそうなので、オキシトシンも母乳もバンバン出していきたい。

ちなみに、赤ちゃんは生まれた後に絶対体重が減る。理由は忘れた。1週間程で出生時の体重に戻るそうだが、状況が芳しくない場合はミルクも積極的に使っていくそうだ。

レッツ、授乳!

まずはオムツをチェック。大人だって下半身が汚れたまま食事をするのは嫌である。赤ちゃんも同じなのだ。
そして手を洗って授乳。
最後にげっぷをさせておしまい。
1回30分くらいで終わるとGood!だそうだが、慣れないうちは1時間くらい頑張ってしまう方がいるそうで、要領の悪い私は恐らくその部類である。早くコツがつかめるといいなと思う。

授乳時の抱き方はいろいろある。

抱き方によっておっぱいへの圧のかかり方が違うので、いろいろ変えてみるといいようだ。また、赤ちゃんにも得意不得意があるそうなので、飲みやすい抱き方を子と共に研究する必要がある。

赤ちゃんの胃は「さくらんぼ」

「授乳は3時間おき」とよく聞くが、それはミルクの場合である。「母乳に比べて消化が悪いので、3時間はあけないといけない」ということだ。
母乳は消化がよいので、赤ちゃんの欲求に合わせてあげてもよい。なので1日に12回とか、多いとそれ以上になっていく。1回に1時間もかけてはいけないのがよく分かる。

余談だが、赤ちゃんの胃のサイズについて書籍などで「さくらんぼくらい」と形容されていることが多い。さくらんぼ。こんなところにまでかわいさを押し出してくるとは油断ならない。

ギャン泣きしてからでは手遅れ

授乳をするには赤ちゃんの舌の上に乳頭を乗せなければならないが、ギャーンと泣いてしまうとそれがうまくいかないそうで。助産師さんからも「正直遅いです」という厳しい言葉があった。スムーズに授乳をするためにも、赤ちゃんの「飲みたい」サインを掴むことが大切だ。

  • 口に手なども持っていく
  • 何かを探す様子
  • クーとかハーとか柔らかい音を出す(かわいい)

まとめ

人形で抱き方の練習をしたが、やはり本物を触るまでは実感がわかないのが正直なところである。夜眠れなくて辛いのは目に見えているので、なんとか落ち込まずに乗り越えていきたい。
とりあえず、今はさくらんぼサイズの胃を満たせるほどの母乳が出ることを祈っている。




本日のKindle Unlimited

パパのトリセツ

パパのトリセツ

母乳を出すこと以外はなんでもできるパパロボット。人をロボット扱いしてトリセツとは些か批判を受けそうなものだが、男性なら許されてしまう風潮、触れないでおく。

関係ないが、西野カナの「トリセツ」が一時期大好きだった。謙虚そうな可愛らしい女性のイメージからの、Cメロでおねだりモードになるのが非常によい。


覚え書き

  • 赤ちゃんに触ったり匂いをかぐことでパパスイッチが入る(マウスの実験より)
  • 子育ては期間限定イベント

パパのタイプ診断があったのでチェックしてみたところ、主人は「冷静沈着コンピュータタイプ」。納得。フリータイムはパソコンの前から微動だにせず、夜更かし大好きで朝起きられないお茶目なコンピューターである。
彼は現在「ゴミ運搬大臣」と「お風呂掃除大臣」を担当しているが、「ゴミ分別集約予定管理運搬大臣」「お風呂壁面イス小物等カビ取り大臣」へのバージョンアップを求めている。
「私のお願いをよく聞いてくれる大臣」も兼任しているので、きっと来たる年末にはお風呂をピカピカにしてくれるに違いない。

小さなお魚の世話をせっせと頑張っている主人。水槽の水換えだけでなく、これから始まる毎日のオムツ替えにも積極的に勤しんでくれることを期待している。