梅をさがして三千里〜梅仕事ビギナーズ①

f:id:Area606:20200618193722j:plain

生まれ年の梅酒を漬けた〜い!

ママアカウントを始めて早3ヶ月半。フォロワーは500人を越し、TLのツイートは全く追いきれない。また、元々持っている本アカウントは、同じく3か月半ほど前に凍結されたが、アカウントを作り直して現在フォロワー200名ほど。一般ピーポーの私にとって、フォロワー=フォロイーなので、大体毎日700人ほどの他人の日常を覗かせてもらっている。
そこで気付いたことがある。

フォロワーさん、梅仕込みすぎでは?

どちらのアカウントでも、連日のように梅酒・梅シロップ・梅干しを漬けたよという内容のツイートが、写真を添えて上がってくる。私は思った。

2020年仕込みの梅酒を漬けた〜い!!!

子どもが産まれた年に漬けて、成人したら一緒に飲む…最高じゃないだろうか?「あなたが産まれた年に漬けたのよ」って言いた〜い!格好つけた〜い!失敗したら「1歳のときに漬けたのよ」でもまあまあ格好がつくし、もっと成長してから一緒に漬けても楽しいかもしれない。
自己満足に過ぎないが、欲望に忠実に生きると決めたのだ。何としてでも「子どもがn歳のときに漬けた梅酒」を製作したい。

ちなみに、我が家では基本的にお酒を飲まない。主人も一口くらいは飲んでくれるだろうか。

www.area6062.com

 

梅初心者の壁

梅酒について調べる過程で知った言葉、「梅仕事」。初心者からしたら結構敷居が高く感じる。
macaro-ni.jp
実質モノさえあれば超簡単なのだが、私自身、実際に梅酒を漬けるまでに
「レシピの分量にめっちゃバラつきがあるぞ…」
ホワイトリカーって良し悪しあるのかな…」
「梅ってなんで青梅なんだろ…」
「失敗して腐らせたらやだな…」
「スーパーに売ってる赤い蓋のじゃなくてカッチョいい瓶にしたい…」
「アク抜きの必要性について言ってることがバラバラだぞ…」
などというあらゆる謎とハードルを乗り越えた。細かいことを考えずにバーンと決められる性分ではなく、良くも悪くも凝り性なのだ。こだわりを持つことは大切だし、自分の性格が嫌いなわけではないが、新しいことを始めるのにメチャメチャ時間がかかるのが難点である。良さを残しつつも少し変わらないとね。

青梅をさがしに行こう

今週の月曜日、実家に預けて歯医者に行った帰りに、青梅を探しに行った。6月10日時点でザ・ビッグで売っているのを確認しているので、5日くらいは誤差。きっと数軒回れば見つかるだろう。ところが、ドミー・アオキスーパーピアゴ…愛知県ならではのスーパーを三軒ハシゴするも、一向に青梅が見当たらない。詳細に言うと、
ドミー→売り切れ
アオキスーパー→売り場なし
ピアゴ→熟した黄色い梅が2袋
という結果。探すのが遅過ぎただろうか。この調子では肝心の梅を手に入れることができないかもしれない。これは大変な危機である。

翌日、ももちゃんを連れて農協へ。やっぱり置いていなかった。結局、例のザ・ビッグで無事ゲットすることができた。4Lサイズは状態が悪かったため、LLサイズのものを2袋。ビッグは所謂「安かろう悪かろう」という節があるので、生鮮食品はあまり書いたくなかったのだが、ここはこだわりを捨てるところである。一袋870円也。高級品をわざわざ通販で取り寄せるよりはスキルに見合っていて良い。

そんなこんなで、無事材料を揃えることができたので、6月17日の深夜(AM)に無事梅酒を漬けることができた。20年後、無事に飲めますように。
以下、準備したものを記録しておく。梅仕事初心者がネットの知識をかい摘んで言っていることなので、生温かい目で見守っていただくか、間違いがあれば優しくリプライで指摘していただけると有り難い。

準備するもの

・4Lビン
ホワイトリカー 1.8L
・氷砂糖     800g
・青梅      1.2Kg
(その他、竹串など)
それぞれについて詳しく書いていく。

・4Lビン
f:id:Area606:20200618193409j:plain
f:id:Area606:20200618193412j:plain
どうせならカッチョいいビンが欲しいな〜と思い、Amazonで評価の高いセラーメイトのものを購入。無印良品にも同じものが売っているそうだ。
金属部分が取り外せるので衛生的。また、日光を避けるために、梅を漬けたビンを取っておいた外箱に収納することにした。これがいいのかどうか分からないが、自分では天才的な工夫だと思っている。

 

 

ホワイトリカー
・氷砂糖

f:id:Area606:20200618193403j:plain
ドドドドド定番のどこにでも売っているものをチョイスした。いや、「果実酒の季節」はビッグにはなかったので「どこにでも」だと語弊があるが、初心者故に特にこだわらずに購入。
酒については、度数が低いと失敗のリスクが高まるので、35度が目安。こだわりのある方は、いろいろ変えてみても面白いようだ。大体のホワイトリカーは、デッカいパック1本の内容量が1.8Lなので、これを基準に他の材料の分量を調整することをオススメする。
氷砂糖については、1キロでパックになっているが、レシピは500〜1000グラムまで様々。
「砂糖が少なすぎると不味い」
「砂糖が多い方がエキスが出やすい」
「甘くしたら戻せない」
という情報を元に、甘めの800グラムを選択。誰か正解を教えて欲しい。ちなみに、漬けるときに一欠片を口に入れたら、昔よく駄菓子屋で氷砂糖を買っていたのを思い出した。ペンギンが付いてるアレだよ。あったよね。懐かしいなあ。食べたことないと思ってたよ、氷砂糖。好きだったものを忘れちゃうことってあるんだね。

・青梅
f:id:Area606:20200618193406j:plain
福井からやってきた青梅。南高梅と書いていないので「南高梅ではない」のだろうか。黄色く色づきかけているものがたくさんあったため、2袋買って選別。1キロと書いてあるレシピが多かったが、せっかくたくさん買ったので1.2キロ使った。こちらも正解を教えて欲しい。
f:id:Area606:20200619003549j:plain
手前が比較的青いもの。痛んでいたのが2つぶ。奥の色づいたものは、シロップ漬けにし、それでも余った分は梅干しにしようと追熟中である。初心者なりに梅仕事を一通り体験してみようという魂胆である。
(次回へ続く)